続きを読む マウンド上のダンサー 星野源『くだらないの中に』 この表現は、すごく個人的なのだけれど普遍的に思える。切り口がユニークだけど、「そういうことってあるよね」なのだ。繰り返そう。星野源は極限までストライクゾーンのギリギリまでつかって投げ分けてくる。マウンド上のダンサーだ。
続きを読む 星野源『恋』に寄せて 定型を超えるブルーノート 歌詞 “夫婦を超えていけ” の「超(こ)」のところが、♭している(半音下げている)。これは、普通のメージャースケールの音ではない。調の固有音でないのだ。既成の「夫婦」という型。それを、メージャースケールの「定型」にたとえてみる。それを超えていけ。そういう表現なのだと私は解釈してみる。