続きを読む never young beach『あまり行かない喫茶店で』 刹那の匂い、大衆の記憶。 ある時代、ある社会で強く匂った様式、文化。当時の人はたぶん「匂っていた」のに無意識だ。時や場所を離れてみるとその個性が際立つ。奇抜や独創は、調和や普遍の裏返しであるのを思う。
続きを読む ハードロック愛なくるりのフラレディを聴いた話 〜『SPEEDY RILAKKUMA』リスニングメモ、Bon Jovi『Bed Of Roses』と井上陽水『最後のニュース』の転生〜 私ハードロックの知識は浅いのですが「っぽさ」への感性はあり、それを言葉にすると…。くるりをガイドに想像妄想。
続きを読む 星野源『ドラえもん』 扉の先へ誘う道標 『ドラえもん』の主題にまなざしを向け、必要十分以上の心血を一つ一つその適切さを確かめながら注いでいった丁寧さ、遊び心と誠心誠意が結実している。エンディングのキメを聴き終えて心の中で拍手をした。ライトファンの私に刺さる。
続きを読む 松崎しげる『地平を駈ける獅子を見た』 私のプロ野球原体験 歌い出しからハイトーン、松崎しげるの心技活きる作詞は阿久悠、作曲は小林亜星。心身のコントロール、パフォーマンスの最大化への挑戦は音楽も野球もまるで一緒。球団は街の一部でプロ野球に疎い私の一部。ウォウ。
続きを読む デザイナーと趣味人 大滝詠一『水彩画の町』 〜額縁のなかへ〜 好きなことを続けるのは問い。仕事の達成は解。Vaundy、大滝詠一、私自身の並列、それも心の網です。『水彩画の町』をきっかけに乱筆しました。