∴bandshijin∵ カバーしたい歌
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8月 2021

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カバーしたい歌 1年間で365曲カバーした話

のらりくらり1年。音楽の語彙が増えました。枠や質量を観察すると、ポップソングも決して得体の知れない魔法ではないと思えます。広い視野と鋭い深さをもって、私自身にとって、あなたにとってのカバーしたい歌を生み出し続けたい。
2021/08/25(水曜日)エッセイ/音楽コラム青沼詩郎
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さとうきび畑 “ざわわ”に込めた悲しみのリフレイン

鑑賞する、関連記事から知識を得るなどする都度、何度でも涙がにじんできます。“この悲しみは消えない”の通り。風の音、“ざわわ”がずっとリフレイン。時間の隔たりを増すばかりの史実。舞台は島でも、現実と地続きの歌。
2021/08/24(火曜日)音楽コラム青沼詩郎
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岩崎宏美『ロマンス』 恋のソワソワに添う妙構成

若い主人公の恋愛のソワソワを表すかのような構成です。演奏がいきいきとする編曲だといえるし、演奏者の技量がそれに応えています。精神の成熟によって感じるそれは、恋愛、あるいは性愛。作詞:阿久悠、作曲:筒美京平。
2021/08/20(金曜日)音楽コラム青沼詩郎
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花と糞

「みんなの関心事を避ける性分」と、人混みが嫌いなことは、関係がありそうです。価値を見極める労を誰かに押し付けるために、私はすまし顔なのか。「なにもしない」の価値は見えにくいけれど、私の「逃げ」や「守り」も、きっと何かを生んでいる……美化? いえ、糞化。
2021/08/20(金曜日)エッセイ青沼詩郎
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『世界の約束』別れの向こう側

別れの歌なのかなと思いました。何を見ても、あなたと結びつけ、想像する私。風に、せせらぎに、空に、花のにおいに。『ハウルの動く城』エンディング版で『人生のメリーゴーランド』につづきます。輪廻をおもわせる3拍子。
2021/08/14(土曜日)音楽コラム青沼詩郎
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島倉千代子『愛のさざなみ』のアゲのオチ 浜口庫之助のメロディ、なかにし礼の歌詞のロマン

さざなみに似て上下する浜口庫之助メロディ、ささやかな食いのリズム・弱起モチーフ。なかにし礼の歌詞のロマン。島倉千代子の声の機微。演奏の妙はボビー・サマーズと彼のグループ。
2021/08/09(月曜日)音楽コラム青沼詩郎
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奥田民生『息子』 親の祈り、紺碧のあれこれ

べっぴんさんにホレられることだけはしっかりやりなさいとは、抽象的に大人の素養を網羅した絶妙な助言では。調をうろつくモヤモヤ感、中間声域を漂うボーカル。あれやこれやがあって、空は紺碧。澄んでもいるし、濁っている。
2021/08/06(金曜日)音楽コラム青沼詩郎
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童謡 『サッちゃん』の喪失

主人公の関心事はサッちゃんの転居か。1・2番はサッちゃんの人柄の前フリ。3番で漏れ出た哀愁の秘密が判明。ペンタトニック・スケールにはそもそも哀愁を感じさせる不完全さがあります。ずっとつらつらと夢(おとぎ話)を見ているみたいな音階。
2021/08/01(日曜日)音楽コラム青沼詩郎

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