Greensleeves 幾星霜の緑色 『御使いうたいて』というクリスマス・キャロルもあります。別の詞がついても、通底した感情の訴求を歌のユーザーにもたらすのだとしたら、それがGreensleevesの本質かもしれません。神妙な旋律は今日の私の心を惹きつけてやみません。
Scarborough Fair スカボロー・フェア 新陳代謝する時代超越ソング 曲の半生が果てしない。メロディの旋法も気になる。サイモン&ガーファンクルの美ハモ・アレンジの功。いったい何人の遺伝子の入った歌なのか。ロマンすげ。今も鮮やかに目の前で息をしているような歌。
埴生の宿 Home! Sweet Home! 豊かさの面歌 ビショップ作曲のオペラ(ミラノの乙女クラリ)が元。『ビルマの竪琴』で両軍がこの歌をするシーンがあるそう。競争に勝ち、頂点に立つのが豊かさなのか? 土の壁が剥き出した家の窓から見る空も、その美しさは変わらない。
Down by the Sally Gardens オーラ・ファロン、AZUMA HITOMI 映像 テノール歌手 ニコライ・ゲッダ 曲について アイルランド民謡。 ある村人の女性が口ずさむものを...
Bill Evansが奏でる『Danny Boy』ジャズの不思議 観察して、感じて、想像すれば。 スケールとかコードとかが、人為なのに数学的で天文的なのかな。水や空気のように、私に入ってくる。入ったことに気付かないこともある。共存しているし、生かしてもらってもいる。宇宙のしくみと似ているんだろうか。