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ヘドバとダビデ『ナオミの夢』幸せの観念、大衆歌は過渡期の薬効

言語の隔たりをこえるとき、観念や抽象の度合いが高まる気がします。“Come back to me”と唯一の英語のライン。戻って来てほしい存在の素性は特定の個人かもしれませんし、幸せそのものの象徴にも思えます。ヘドバとダビデ『ナオミの夢』と、歌手名と曲名が並ぶとインパクト。
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小室等『のみくらべ』酒の飲み方と楽しい時間

ロックン・ロール調の刺激に民謡や音頭のような古典的な哀調、コミカル・ソングのような趣もあります。めまぐるしく表情を変え、娯楽作品として見習いたい点も多いです。何より、『プロテストソング』などの作もあり詞や主題への気骨を思わせる小室等さんの「ミュージシャン」として楽しさにあふれる幅の広い面を思い知らされた衝撃が大きいです。