まえがき　幸せについて 幸せホルモンのドバる瞬間 好意を寄せあっているとか、信頼しあっている間柄の人...

ド、ドドン、タ！のドラムパターンが来ると嬉々として反応し、プレイリストに加える重症者になってしまいました。1960〜2020年代に渡る、ミュージック・ラバーのバトンリレー。きっと未来のあなたにも渡ります。

映画『Shall We ダンス?』を観て下心から始まる本気について思いをはせていたらバンドブームについて調べ始めてしまいました。色々聴いてしまって収集がつきません。若年人口とブームの関係はあると思います。GS、ビートルズ、イカ天……

無防備ではじめて対等になれる？ ヒトが知恵を持ち道具を用い、考えることもともなって伸長して……。「お違い」の認識を「お互い」に改めさせてくれるキーワード、そのひとつが「おしっこ」かもしれない。

音楽が聴こえてくる町。更新するヒストリー。私の知る以前の町鳴り。一人ひとりが自分の都合でよき関係を結べる町。ハレとケ、いろんな目的が混成し、ミュージシャンを抱く町、素敵な吉祥寺。

曲のクオリティ、アレンジ絶妙。いちばん表層で迎えているのが、岡野昭仁のボーカルキャラクター。「曲を必要とするあなた」に、私はようやくなれたのでしょう。

くるりの説得力は、ことばと音楽の密接な反映関係によって生み出されているのではないでしょうか。雲が月を隠しちゃって、しばし不安になり、また出てきたときのときめき。主和音ごとの句読点は章立てにも似ます。ストンと入るのです。

別れの歌なのかなと思いました。何を見ても、あなたと結びつけ、想像する私。風に、せせらぎに、空に、花のにおいに。『ハウルの動く城』エンディング版で『人生のメリーゴーランド』につづきます。輪廻をおもわせる3拍子。

曲の概要について PUFFYのアルバム『Splurge』（2006）に収録。作詞・作曲：斉藤和義。斉...