Mr.Children『終わりなき旅』 音楽の循環、新しい始まり。 曲の要になっている調はEメージャーだ。このEメージャー調は、ラストのサビで再登場する。この曲は転調してサビに行くので、1回目のサビの調はCメージャー。3回目でCメージャーからDメージャーを経て、さらに調2度上がってEメージャーが登場する。Eメージャー調としては再登場なのだけれど、サビでのEメージャー調はここが初出である。「ヒラウタから転調してサビに行く曲」であるにも関わらず、ヒラウタで使った調があとでサビにも出てくるという特殊な構成。この設計に、私は「旅」を感じる。
the pillows『Funny Bunny』ふたつのバージョン違い the pillowsについては、何を書こうか戸惑ってしまう。いつまでも「過去」にならないからだ。句点を打てない。どこから書き始めて、どこで筆を止めればいいかわからないのだ。彼らの曲が私にとって特別なものばかりだから。でも、とりあえず書き始めて、とりあえず点を打とう。彼らthe pillowsもきっと、そうしてきたように。
RISING SUN ROCK FESTIVAL アーカイブ くるり、奥田民生×はっとり(マカロニえんぴつ)、斉藤和義、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 〜在宅でフェスかじり〜 初回のRISING SUN ROCK FESTIVAL。立ち上げの勢いと呼応したTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのステージだったのではないか。
【音楽日記】壮年時代 井上陽水『少年時代』を思う 歌詞に、井上陽水が創作したであろう語がならぶ。そんな語はない、というものを彼が創作したのだろう。“風あざみ”はその筆頭。その意味のわからなさがいい。ありふれたことばでありふれたことを言われても埋もれてしまう。井上陽水は少年時代の輝きを残した。こうして、彼の音楽と言葉で。実際の彼の体験かどうか知らないが。おのおのの少年時代を想像させ、自由の旅に連れ出してくれる。そんな曲。
肯定の讃歌 槇原敬之『どんなときも。』 さまざまなアーティストが、ミュージシャンたちが、自己肯定を歌にしてきた。それはつまり、「あなた」の肯定でもある。私はそういう肯定の歌が大好きだ。この世のあらゆるラブソングの中でも至上のものだと位置づけている。肯定は、愛なのだと思う。
メーヴェの正体 19(ジューク)『あの紙ヒコーキくもり空わって』 「メーヴェ」ってなんやねんと当時から思っていたけれど、その正体も意味も知らずに、気にせず歌えてしまうアホが中学生の私だった。ちなみに今でもその自覚がある。