続きを読む the brilliant green『There will be love there -愛のある場所-』をえらんだきっかけ 私は今年(執筆時、2020年)の7月17日から毎日弾き語りカバー動画をアップロードしていますが、自分...
続きを読む The Verve『Bitter Sweet Symphony』世俗と信念の恒常 〜歩き続ける男と通りの眺め〜 通りをひたすら行くMV YouTubeで出てきたこの曲をクリックしてみる。既に知っている曲だし、見た...
続きを読む Mr.Children『終わりなき旅』 音楽の循環、新しい始まり。 曲の要になっている調はEメージャーだ。このEメージャー調は、ラストのサビで再登場する。この曲は転調してサビに行くので、1回目のサビの調はCメージャー。3回目でCメージャーからDメージャーを経て、さらに調2度上がってEメージャーが登場する。Eメージャー調としては再登場なのだけれど、サビでのEメージャー調はここが初出である。「ヒラウタから転調してサビに行く曲」であるにも関わらず、ヒラウタで使った調があとでサビにも出てくるという特殊な構成。この設計に、私は「旅」を感じる。
続きを読む the pillows『Funny Bunny』ふたつのバージョン違い the pillowsについては、何を書こうか戸惑ってしまう。いつまでも「過去」にならないからだ。句点を打てない。どこから書き始めて、どこで筆を止めればいいかわからないのだ。彼らの曲が私にとって特別なものばかりだから。でも、とりあえず書き始めて、とりあえず点を打とう。彼らthe pillowsもきっと、そうしてきたように。
続きを読む RISING SUN ROCK FESTIVAL アーカイブ くるり、奥田民生×はっとり(マカロニえんぴつ)、斉藤和義、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 〜在宅でフェスかじり〜 初回のRISING SUN ROCK FESTIVAL。立ち上げの勢いと呼応したTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのステージだったのではないか。
続きを読む 【音楽日記】壮年時代 井上陽水『少年時代』を思う 歌詞に、井上陽水が創作したであろう語がならぶ。そんな語はない、というものを彼が創作したのだろう。“風あざみ”はその筆頭。その意味のわからなさがいい。ありふれたことばでありふれたことを言われても埋もれてしまう。井上陽水は少年時代の輝きを残した。こうして、彼の音楽と言葉で。実際の彼の体験かどうか知らないが。おのおのの少年時代を想像させ、自由の旅に連れ出してくれる。そんな曲。