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【音楽日記】南佳孝『スローなブギにしてくれ(I want you)』を聴いたり 自作を聴いたり

昨日は南佳孝の『スローなブギにしてくれ(I want you)』が素敵だと思った。これ、斉藤和義がカバーしていた。私はそっちを先に知った。確か『紅盤』に入っていた。南佳孝の原曲はシングル、アルバム『SILKSCREEN』(1981)に収録。ドアタマの長3度をかさねたオーギュメントが必殺。”I Want You”。ブルーノートをつかったメロディが最高。昨日は『SILKSCREEN』をかけながらメシを食っちゃった。いつも家族を巻き添えにしている。
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10-FEET『FUTURE』 心揺らぐリビング

『RIVER』は自分の中の風景と心象をクロスさせ、懐古の趣を引き金に感情が噴出する。こちら『FUTURE』は、「いま」の自分の嘆きに未来の自分がIt' All Right.と肩を組んで言ってやっている感じ。これがちょうど昨日今日とモヤついていた私に重なって共鳴した。ウンチョコDJ、家族のいるリビングで泣いちゃうかと思ったよ。
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BUMP OF CHICKEN『ダイヤモンド』 省押韻の歌詞とサンドイッチ構造

歌詞に、押韻が少ない。「押韻に頼らない」というのが的確だろうか。歌詞を書くときに、押韻は手引きになる。それは同時に「押韻依存」に陥り、主人公の存在感や心情描写を希薄にする可能性を孕む。登場人物の心情や関係の変化。気付き。自分を見つめ直す目線。そのまなざしがそのまま歌になっている。そこには私にとってのリアルな藤原基央(BUMP OF CHIKENのVocal & Guitar。『ダイヤモンド』作詞・作曲者)の姿がある。
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the pillows『Funny Bunny』ふたつのバージョン違い

the pillowsについては、何を書こうか戸惑ってしまう。いつまでも「過去」にならないからだ。句点を打てない。どこから書き始めて、どこで筆を止めればいいかわからないのだ。彼らの曲が私にとって特別なものばかりだから。でも、とりあえず書き始めて、とりあえず点を打とう。彼らthe pillowsもきっと、そうしてきたように。
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はじめてのチュウ 実川俊晴の怪力

曲、歌詞、サウンドどれをとってもキャッチ力が超一級で、多くのミュージシャンにカバーされている。コードが大胆に変わっているもの、メロディが違うものも多い。たくさんあるそれらカバーテイクを、実川俊晴ご本人がご本人によるサイトで紹介している。解説・コメントがついていて、非常に細かく分析してある。原曲との違い、カバーテイクに感じられる工夫・趣向の要点が分かりやすく述べられている。
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大滝詠一『スピーチ・バルーン』との出会いをくれたビューティフル・ハミングバード、コンピ盤『Niagara AUTUMN&WINTER~Niagara Cover Special~』

これに対してAパートは非常に滑らかで、バスが順次下行するいわゆる「カノン進行」に近いもの。AパートとBパートに対立の構造をみる。それぞれが際立つ。Aでは、ふわふわと「ことだま」が散歩する。Bパートでは、それがほどけてくずれて、自我が環境に溶けていくみたいだ。